
フリート契約向けドライブレコーダー・テレマティクスサービス「F―ドラ」
フリート契約向けドライブレコーダー・テレマティクスサービス『F-ドラ(エフドラ)』は、三井住友海上オリジナルの専用ドライブレコーダーと業界初(注)の専用インカメラによる、”3つのサポート”をとおして、企業の皆さまに安心と安全を提供するサービスです。
(注)2019年10月末時点・三井住友海上調べ
『F-ドラ』の概要
専用ドライブレコーダーで運転中の映像記録に加え3つのサポートで
企業の皆さまに安心・安全を提供します。
- 事故・緊急時
- 事故防止取組
- 運行管理
業界初!専用インカメラでより高度なサービスも

運転中のドライバーの挙動が検知可能!

「居眠り運転」や「わき見運転」等の危険運転挙動を検知し、重大事故を未然に防止します。
「顔認証機能」でドライバーが特定可能!

ドライバーごとの走行データが取得可能になるため、より精度の高い運行管理にお役立ていただけます。
サービス利用料(自動車1台)
スタンダードプラン(インカメラあり) | 1,500円(税抜)/月 |
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シンプルプラン(インカメラなし) | 1,300円(税抜)/月 |
※本サービスは三井住友海上との間でフリート契約を締結していることが導入の条件となります。
※二輪、原付、特殊車両等、一部サービス対象外の車種があります。
道路交通法改正への対策をサポート
道路交通法改正により、2019年12月1日から携帯電話使用等による『ながら運転』が厳罰化、また2020年6月30日から妨害運転罪が創設・『あおり運転』が厳罰化しました。『F-ドラ』では専用ドライブレコーダーおよび専用インカメラを活用して、これらの道路交通法改正への対策をサポートします。
『ながら運転』対策のサポート
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ドライバーの携帯電話使用を検知(注1)・注意喚起!実際の映像も確認可能!
『あおり運転』対策のサポート
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あおり運転の疑いを検知(注2)・注意喚起!実際の映像も確認可能!
- (注1)「携帯電話で通話」は、走行中に携帯電話やスマートフォンを耳にあてている動作を検知します。「わき見運転」は、走行中に一定時間、上方または下方を見ている状態を検知します。
- (注2)「あおり運転の疑い」は、一定の速度以上で走行し、前方車両との車間距離が継続的に短い状態に検知します。
『F-ドラ』が提供する”3つのサポート”
事故・緊急時のサポート
一定以上の衝撃(注1)を検知した場合の自動通報機能
万一の事故の場合で、専用ドライブレコーダーが一定以上の衝撃(注1)を検知すると、自動的に専用安否確認デスクに位置情報や衝撃検知時の映像等を送信します。専用安否確認デスクのオペレータは、専用ドライブレコーダーを通じて安否確認コールを行い、事故の初期対応等をアドバイスします。
同時に企業の管理責任者に衝撃検知をお知らせするメールを発信します。

常時録画とイベント記録
専用ドライブレコーダーは、お車のエンジンが起動している間は常に映像を録画しています(「常時録画」)。
また、事故等により一定以上の衝撃(注1)を検知した場合、その衝撃があった前後合わせて15秒間の映像を「イベント記録」として保存し、内蔵された通信機能により、三井住友海上に自動送信します。

一定以上の衝撃(注1)に満たない場合の手動通報機能
専用ドライブレコーダーが検知した衝撃の程度が一定以上に満たない場合は、下の画面が表示されます(注5)。
すぐにレッカーの手配等が必要な場合は、[緊急通報]ボタンを押していただくことで、専用安否確認デスクと通話できます。
あわせて、衝撃検知時の位置情報や「イベント記録」が三井住友海上に送信されます。

- (注1)一般的に走行が困難となる程度(時速30㎞程度で壁と衝突した場合等)の衝撃をいいます。ただし、車種や車両の重量(積載量)等の条件によっては、一定以上の衝撃として検知されない場合があります。
- (注2)通信状況等によっては、事故の場合でも自動通報されない場合があります。
- (注3)ドライバーがご自身での119番通報が困難であることの確認が取れた場合に限ります。
- (注4)ロードサービス費用特約がセットされている場合に限ります。
- (注5)専用ドライブレコーダーが衝撃を検知しない場合は、衝撃検知の画面が表示されず、[緊急通報]ボタンもご利用いただけません。衝撃を検知しない場合の対応方法については、「事故緊急自動通報サービスの注意点」をご確認ください。
※専用安否確認デスクでは、事故の相手の方との交渉等は行いません。
事故緊急自動通報サービスの注意点
- ①専用ドライブレコーダーが衝撃を検知しない場合(衝撃の程度が専用ドライブレコーダーに設定された基準に満たない場合)は、衝撃検知の画面が表示されず、[緊急通報]ボタンもご利用いただけません。通常の事故・トラブルと同様、お客さままたはドライバーご自身で、事故受付センターまたはおクルマQQ隊(ロードサービス)までご連絡ください。

- ②事故緊急自動通報サービスでは、エンジンが停止している場合等で、電気が供給されず専用ドライブレコーダーが起動していないときには、専用安否確認デスクとの通話ができません。こうした場合や、事故時に車内に留まることが危険な場合等には、専用安否確認デスクのオペレータがドライバーの方の携帯電話(注)にご連絡を差し上げます。
(注)ドライバーの携帯電話番号は、事前に『F-ドラ』ポータルサイトでドライバーごとに登録いただきます。
- ※スタンダードプランで専用インカメラによる顔認証が成功した場合や、事前に『F-ドラ』ドライバーポータルにおいてドライバー認証を行っている場合は、認証したドライバーの携帯電話番号にご連絡します。なお、スタンダードプランで顔認証ができなかった場合等は、ドライバーを特定できず、携帯電話へのご連絡ができませんので、運転前に『F-ドラ』ドライバーポータルにおいてドライバー認証を行っていただくようお願いします。
専用ドライブレコーダーから送信された映像は、事故対応に活用します。
万一の事故の場合でも、専用ドライブレコーダーで録画された映像を活用することにより、お客さまの事故状況を的確に把握できるほか、相手の方と事故状況の認識が異なる場合等では、事故時の映像が客観的な資料となり、事故の早期解決につながるケースがあります。
例えば…

事故防止取組のサポート
危険運転挙動の検知・録画・アラート
専用ドライブレコーダーが危険運転挙動を検知すると、ドライバーにアラートでお知らせするため、重大事故を未然に防ぐことが可能です。さらに検知した情報や動画(注)は『F-ドラ』ポータルサイトで確認することができます。

検知する危険運転挙動
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専用ドライブレコーダー
- 急加速
- 急減速
- 急ハンドル
- あおり運転の疑い

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専用インカメラ
- 居眠り
- わき見
- 携帯電話で通話
- (注)専用ドライブレコーダーで検知する危険運転挙動のうち、「急加速」「急減速」「急ハンドル」では1回の走行(エンジンをかけてから切るまで)で項目ごとに最も事故につながるおそれが大きい危険運転挙動の動画を、「あおり運転の疑い」では『あおり運転』と受け取られる可能性がある運転挙動の動画をすべて確認できます。また、専用インカメラでは1回の走行で項目ごとに最後に検知した危険運転挙動の動画を確認できます。
安全運転診断

また、専用ドライブレコーダーや専用インカメラで検知された危険運転挙動の情報を曜日・時間ごとで比較しグラフ化します。
なお、安全運転診断の結果や危険運転挙動の情報等は、PDFで出力することができます。
運行管理のサポート
運行状況の把握
専用ドライブレコーダーにより走行ルート、現在地、最高速度、運転時間、運転間隔等が確認できます。業務効率化にあたっての課題抽出等につなげることが可能です。

専用インカメラでは
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顔認証機能によりドライバー個人を特定します。ドライバーが特定されることで、一人ひとりに合わせた安全運転指導が可能になります。 |
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運転日報・運転月報

また、1か月ごとの走行距離や走行時間等の運転情報、危険運転挙動の情報を出力することもできます。
企業の管理者やドライバーが利用する専用サイト
『F-ドラ』ポータルサイト

『F-ドラ』ドライバーポータル

専用ドライブレコーダー・専用インカメラの主な仕様
専用ドライブレコーダー本体
動作温度範囲 | -10℃~+60℃ |
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外形寸法(W×H×D) | 約100×約62×約41mm(ブラケット取付け時高さ約89~98mm) |
本体質量(重さ) | 約176g(microSDカード含む。ブラケット、ケーブル含まず) |
電源電圧 | 5V |
消費電流(最大) | 1700mA(2100mA) |
Gセンサー | 内蔵(-8.0G~8.0G) |
測位衛星アンテナ | 内蔵(GPS対応、GLONASS(グロナス)対応、みちびき対応) |
記録メディア | microSDXC/SDHC カード 4GB~128GB対応、Class10推奨 |
専用ドライブレコーダー映像仕様
画面サイズ | 3.0型 フルカラーTFT 液晶 |
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映像素子 | 1/3型カラーCMOS |
有効画素数 | 約200万pixel |
最大記録画角 | 水平:約123度×垂直:約64度 |
レンズ | 広角、F値:2.0 |
フレームレート | 27fps |
記録解像度 | 1920×1080 |
録画フォーマット(動画) | MP4(映像:H.264 音声:AAC) |
録画フォーマット(静止画) | JPEG準拠(最大:1920×1080) |
音声記録 | ON/OFF可 |
HDR | ON固定 |
専用インカメラ本体
動作温度範囲 | -10℃~+60℃ |
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外形寸法(W×H×D) | 約52×約27×約26mm(ブラケット取付け時高さ最大63mm) |
本体質量(重さ) | 約60g(ケーブル含まず) |
専用インカメラ映像仕様
映像素子 | 1/3型カラーCMOS |
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有効画素数 | 約92万pixel |
最大記録画角 | 水平:約120度×垂直:約65度 |
レンズ | 広角、F値:1.8 |
フレームレート | 15fps |
記録解像度 | 1280×720 |
HDR | なし |
赤外線ライト機能 | あり(波長:940nm) |
※これらの仕様およびデザインは、お客さまに予告なく変更になる場合があります。
『F-ドラ』専用車載器の貸与およびサービスご利用規約はこちら(三井住友海上オフィシャルHPに遷移します)